フェデラー研究所

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【全豪オープン2019】錦織圭実力でソウザを圧倒しベスト16へ進出決定! やはり死闘を乗り越えた錦織は強い!! 7-6,6-1,6-2 感想

 

みなさんどうも、こんにちは、テニス大好き、【ラム】です。

 

錦織選手、圧巻の勝ち上がりで見事、全豪オープンベスト16進出を決めました!!

 

前回の2回戦、カルロビッチとの死闘の記事で、「錦織は途中でデスマッチを経験したトーナメントの方が結果が出ている。

恐らくメンタル面にエンジンがかかりスイッチが入るのではないか。」

 

rimfederer.hatenablog.com

 

 

という考察をしましたが、やはり魅せてくれました!!

 

 

ということで、今回は1月19日に行われた、全豪オープン3回戦、錦織圭対ソウザの戦いを振り返りたいと思います。

 

結果は、7-6(8-6),6-1,6-2で順当な勝ち上がりとなりました。

 

第1セットを取った時の歓声の大きさ。

「キャー!!!」

どれだけ錦織が世界で人気なのかが画面越しでも伝わってきて、同じ日本人として

とても誇りに思いました。

 

 

第1セットこそ少し危なかったものの、そこから先はソウザのクオリティーが落ち、錦織は変わらずだったので、どんどん差が開いていったという印象でした。

 

特に、第2セット終盤でソウザが足首を痛めた様子を見せ、そこからはさらに一方的な展開になりました。

 

ソウザはグイグイ強打をねじり込んでくるタイプの選手で、錦織のメンタルがもし少しでも後ろ向きになっているようであれば、そこをすぐに突いてくるような危ない選手です。

 

実際、第1セットはソウザもかなりギアを上げて仕掛けてきていました。

 

きっと、ファーストセットを取って錦織のメンタルに傷をつけて、そこを持ち前の強打でさらに押し込んで勝利を狙う作戦だったのでしょう。

 

しかし、そうはならなかった。

どうしてか。

鍵はカルロビッチ戦だったのではないでしょうか。

 

 

私は、もしカルロビッチ戦を錦織があっさりとストレート勝ちで上がってきていれば、今回の試合、こんなにすんなりとは勝ててはいなかったのではないかと考えています。

 

1セットは取られていたかもしれません。

もっと各セットが肉薄したスコアだったかもしれない。

 

なぜか悪い方向の“たられば話”をしてしまっていますが、それくらい2回戦カルロビッチ戦を乗り越えたことが大きかったということが言いたいのです。

 

本試合、迎えたマッチポイントでも、臆することなくしっかりと振り切ってフォアのエースで締めに行ったというのもとても良い精神状態だからこそ為し得るワザだと思います。

 

マッチポイントで思いっきり振り切ってエースを取りに行くのって難しくないですか?

テニス経験者の方ならこの私の気持ち、同意して下さるのではないでしょうか笑

もちろん、素人とトッププロとを比べるような恐れ多いことをしたいわけではありませんが。

 

さらに今試合、錦織はサーブの威力も上がっており、ストロークもソウザの強打に対して一切打ち負けていません。

 

これは、ジョコビッチ戦に向けて限りなく良い状態で進めていることを意味しているのではないでしょうか。

 

本当に楽しみになってきました。

 

さあ、次戦はフォニーニとカレノ=ブスタの勝者との対戦です。

まず錦織の勝利と見て間違いとは思いますが、勝負の世界に“絶対”はありません。

 

気を引き締めて応援しましょう!!

 


Kei Nishikori & Joao Sousa pre-match warm up (3R) | Australian Open 2019


Kei Nishikori on-court interview (3R) | Australian Open 2019

 

 

fin.