フェデラー研究所

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【全豪オープン2019】 錦織一回戦突破は運?実力? 対マイシュジャク 3-6,6-7,6-0,6-2,3-0棄権 感想

 

みなさんどうも、こんにちは、テニス大好き、【ラム】です。

 

今回は、本日、1月15日に行われた、我らが錦織圭選手の一回戦についての感想を書いていきたいと思います。

 

いやー、錦織、危ないところでしたね。

 

相手のマイシュジャクの第3セットからの明らかな失速のおかげで、難を逃れましたが,

もしマイシュジャクがずっと万全の状態だったら、、と考えると少し寒気が走ります。

 

2セット目をタイブレークで落とした時には、2015年の全米オープンでペールに初戦で敗北してしまった錦織の姿が嫌が応にも脳裏にチラつきました。

 

あの時は確か、昨年大会のファイナリストで、今年こそは優勝をという、皆の期待を背負っての出場からのまさかの初戦敗退。

 

今大会も、前哨戦のブリズベンで優勝をしており、調子も良い。

 

今回こそは優勝できるのでは、、と皆が期待している大会であります。

 

状況は違えど、若干期待度という点で似ている点があり、まさか、、、と思っていたのですが、悪い予感が外れてくれたことを本当に嬉しく思います。

 

 

この試合は、グランドスラム5セットマッチという戦い方の経験値の差が如実に出た場面だったと思います。

 

錦織ももう中堅、ベテランの域に入ろうとしている選手なのだということが、よくわかり、再確認させられた試合でした。

 

結果は、3-6,6-7(6-8),6-0,6-2,3-0、最後はマイシュジャクの棄権という形で幕を下ろしましたが、

 

マイシュジャクも良い選手でしたね。

とても現在176位のグランドスラム本戦初な選手には見えませんでした。

錦織も試合後のインタビューで驚いていました。

 

観客を手で煽って拍手を求めたり、初試合でも固くならずにむしろ全開で攻めていけたりと、私たち日本人にはなかなかできない大切なメンタルを持っていると思います。

 

錦織のアプローチショットを厳しいコースに打ち返すプレースタイルはマレーを彷彿とさせました。

 

また、全体的に球種も直線的で攻撃的な玉が多く良かったと思います。

 

第3セット以降は残念でした。

明らかに調子が落ち、フットワークを始めとした動きが鈍くなり、球のコースもどんどん悪く、浅くなっていきます。

そこで、ファーストサーブと一発に賭けたショットに頼るしかなくなってしまうわけですが、それを許す錦織ではありません。

 

足を引きずるようにしてポイント間移動する姿はかわいそうで、錦織もやりにくかったとは思いますが、そこを油断せずにしっかりと取り切ったあたりはさすがでした。

 

 

マイシュジャクは今回とても良い経験をしたと思います。

最高のテニスをすれば、トップ10にも通用することがわかったのですから。

 

これからはしっかりとグランドスラム用にフィジカルを鍛えてくるでしょう。

侮れない選手に成長していくと思います。

 

 

下の世代からの追い上げが厳しいですが(マイシュジャクは23

歳)、錦織選手もこれから全盛期を迎える兆しがあります。

 

最近のテニスは全盛期を迎える年齢層が上がってきていますからね。

 

とにかく、どんな形であれ勝ちは勝ちです。

これもれっきとした実力での勝利だと思います。

 

むしろ今まで、錦織はマイシュジャクのような苦杯をなめてきた側だったので、これからは逆の立場になれたとポジティブに捉えていくべきでしょう。

 

二回戦を楽しみにしたいと思います!

 

 


Kamil Majchrzak v Kei Nishikori match highlights (1R) | Australian Open 2019


Nishikori on-court interview (1R) | Australian Open 2019

 

 

 

 

fin.