【ドバイテニス選手権】錦織圭、2回戦でまさかの敗退。チャンスを活かせずピンチに変えてしまう。 vsハルカッチ 5-7,7-5,2-6
みなさんどうもこんにちは、テニス大好き、【ラム】です。
今回はドバイテニス選手権の2回戦第1シードの錦織圭vsホベルト・ハルカッチの試合について書いていきます。
錦織圭選手、痛い敗戦となってしまいました。
第1シードで期待も大きかったし、勝つチャンスも存分にあった分、残念でなりません。
しかし、先のシーズンを踏まえてポジティブに捉えると、これからのマスターズ、全仏などの大舞台に向けて一息つける、ちょうど良い休暇を得られたことになります。
連戦続きではどうしても、大事な局面で体力切れ、なんてことにもなりかねませんので、むしろこれくらいで敗退しておいて良かったとも言えるのではないでしょうか。
対戦相手は世界ランク77位の、ホベルト・ハルカッチ選手です。
結果は5-7,7-5,2-6でした。
ハルカッチは196cmの長身から繰り出される威力のあるサービスと、力強いストロークが持ち味の選手です。
ですが今まで、グランドスラムでも最高2回戦止まり。
トップ10相手の優勝経験もなし。
まだまだ駆け出し途中といった22歳の若手でした。
しっかりと若い芽を摘む。ではないですが、出る杭を打っておきたいところでした。
ハルカッチは今後、この勝利で弾みをつけて伸びてくることになるでしょう。
試合内容としましては、第1セット第2セットと錦織が共にリードし、SFS(自身のサーブスゲームで、このゲームをとればセットを取れるという時のゲームのこと。サービングフォーザセットの略)を握りますが、そこで好調だったサービスがなりを潜めてしまい、ハルカッチの挽回を許します。
第2セットは取れこそしましたが、落としてもおかしく無いような、第1セットと似たような展開でした。
両セットとも錦織のペースで進んでおり、うまくプレーできていれば、ストレートで圧勝できていてもおかしくなかった展開だったと思います。
錦織選手の最近の課題である、
- 格下の選手を相手に簡単なミスから挽回を許す
- チャンスをピンチに変える
- 主導権を握りつずけることができずに試合を長引かせてしまう
というのがてんこ盛りとなった試合でした。
それにしても、若手選手を一旦調子に乗せてしまうと怖いですね。
恐れを知らない若手は、一度波に乗せてしまうと経験が少なくて邪念がない分、夢中で掴みかかって向かってきます。
以前フェデラーが、若手と初対戦する時に心がけていることについて、
「若手は勢いに乗せると厄介だから、早めに心を折るように序盤から一気に決めにいく」というような趣旨の内容を語っていたことを思い出しました。
さて、当ブログでも今回は予期せぬ敗退となってしまいましたが、まだまだシーズンはこれから。
再び錦織は立ち上がってくれると信じています。
次の大会はインディアンウェルズです。
3月7日から開催されます。
そこでまた強い錦織が帰ってくるのを待ちましょう!!
Kei Nishikori (錦織圭) vs Hubert Hurkacz (フルカッチ) HIGHLIGHTS HD - Dubai Open 2019
fin.