フェデラー研究所

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【ロッテルダム2019】1回戦 錦織圭が見事な逆転勝ち vsエルベール 3-6,6-1,6-4 

 みなさんどうもこんにちは。テニス大好き、【ラム】です。

 

今回は遅ればせながら(10日も前か泣)、2月13日に行われたATP500のロッテルダムオープン、我らが錦織圭の初戦についての試合の流れと感想について書いていきます。

 

初戦の相手は世界ランク36位のピエールユーグ・エルベールで、結果は3-6,6-1,6-4で逆転勝ちで2回戦へコマを進めました。

 

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もっとあっさりと勝てても良かった試合だったとは思いますが、第1セット、錦織のフォアの調子が上がりきらず大切なところでミスを連発。

 

第1セットでは5本あったブレークポイントを全て貯金してしまい、エルベールは逆に1本だけ握った唯一のブレイクポイントをしっかりともぎ取り第1セットを落としました。

 

こういう落とし方をするのは辛いですね。

しかも錦織は今大会第1シードなのでプレッシャーも相当なものでしょう。

 

私が錦織の立場ならかなりメンタルを削られると思います。

 

話は逸れますが、私は自分のサービスゲームで40-0からまくられてブレークされたりなどしても、その後のプレーに確実に影響が出ます笑

メンタルが木綿豆腐でできているので。

 

 

 

第2セットも要所を締めれず、ブレークポイント通算8分の0というところまで行きました。

 

錦織のフルセット勝率が高いのは、このような落とすべきでない、本来ならストレートで勝つべき相手に対してもフルセットまでもつれこませてしまうから。というのも実は大きいんですよね。

 

フルセットの内容を見ても格下相手からの妥当な勝利が多い。

負けてしまうよりかは数千倍良いのですが。

 

3セットマッチの時ならまだ良いですがこれがグランドスラムの場となると、今年の全豪オープンのように、上位に上がった時にはすでにヘロヘロ状態に。

 

結果ジョコビッチなどの有力選手相手にサンドバックになってしまいます。

 

ブレイクポイント貯金は最近のフェデラーの十八番となりつつあるので、フェデラーリスペクトもあるのでしょうか笑(無い)

 

最近のフェデラーと錦織の共通点は、展開が速い以外にもこの【ピンチに強くチャンスに弱い】というものが挙げられます。

 

観ている方の中にはハラハラドキドキさせてくれるからこれが良いんだ!という方もいらっしゃるかもしれませんが、私的にはたまったものではありません汗

 

フェデラーはブレイクを逃した後でも、次のサービスゲームをキープすることが多いです。が、錦織はブレークできなかったイライラからか次のサービスゲームを落としてしまうことがよくあります。この試合でもそうでした。

 

そういったところをなんとか改善していければ、まだまだこれからグランドスラムもチャンスがあると思います。(先ずはマスターズか)

 

実力、パフォーマンスレベル自体は余裕で世界トップ、ジョコビッチとも張り合えていると思いますので、あとはどれだけ彼らトップオブトップと対戦するまでに体力を温存しておくかが肝心です。

 

悪い状態でも勝つというのはトップ選手として素晴らしいことだと思いますが、状態が良すぎて、

 

「あれ、あっさりすぎん?もっと激戦になると思ってたのに。あの選手相手にストレート!?しかも6-3,6-2,6-2!?バケモンかよ笑」

(全豪ジョコビッチ、全仏ナダルウィンブルドンフェデラーに特に多いです。)

 

のような試合をいかにしていくかが大切だと思います。

年齢的にも。

 

こんなこと、私ごときが書いてはいけないことなのかもしれませんが。

 

 

とにかく初戦勝利、おめでとうございます。

 

 

fin.