フェデラー研究所

「フェデラーのようなテニスがしたい!」という夢を持つテニス選手が集うブログ

【ウィンブルドン2019】フェデラー、2本のマッチポイントを逃してファン泣かせの敗北 vsジョコビッチ 6-7,6-1,6-7,6-4,11-13

 

みなさんどうもこんにちは、テニス大好き、【ラム】です。

 

 

 

 

今回は、ウィンブルドン決勝、フェデラージョコビッチの試合を振り返っていきたいと思います。

 

 

 

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とんでもないロングマッチでした。。。。。

 

試合をLIVEで観ていた方、お疲れ様でした。

 

私も気合いを入れてみていましたが、本当に視聴者泣かせな試合でしたね。

 

 

 

フェデラー、2本のマッチポイントを逃しての逆転負け。

昨年に引き続き、マッチポイントを逃しての負けが続いています。

 

 

マッチポイントを握れるということは、それだけのプレーをして相手を追い詰めているということですから、まだまだやれるという証拠でもあるのですが、もう1ポイント先の結果を私たちは期待してしまいます。

 

 

結果は6-7(5-7),6-1,6-7(3-7),6-4,12-13(3-7)

のフルセットタイブレークの末、儚く散ってしまいました。

 

 

 

 

錦織との準々決勝、ナダルとの準決勝の模様はこちら↓

 

rimfederer.hatenablog.com

rimfederer.hatenablog.com

 

 

 

 

試合の内容を詳しく振り返っていきたいのですが、実は今回、試合を観ながら感想をブログに打ち込んでおり、それを加筆修正したものをあげております。

 

なので、生の感情がかなりリアルに残っているため、読む人を不快にするような表現が観られる箇所ももしかするとあるかもしれませんが、本当にその時々のポイントで思ったことなので、大目に見ていただけると幸いです。

 

また、敬語調も省略しております。

ご了承ください。

 

 

加えて、最後に、このブログを書いておりますのは、寝不足も寝不足、ウィンブルドン決勝を観終わってからですので朝の4時ごろになります。

 

もし、何書いてんの?と思うような箇所がありましたら、寝不足のせいだと思って、これも大目に見ていただけると幸いです。

 

 

 

 

 

 

それでは、試合の方を振り返っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

〔第1セット〕 6-7(5-7)

 

フェデラーの立ち上がりは完璧。

ラケットをしっかりと振り切れているし、球威もある。

 

しかし、ブレークゲームではジョコビッチに振り回されている感が否めない。

 

気になるのは、バックに軽くでも振られてスライスで返す時、大きく一歩で返そうとしていて、結果甘くなっている。

 

それをジョコビッチに叩かれている。

 

ジョコビッチは、フェデラーのバックスライスを落として打ちすぎて、アウトばかりしている。

そんなにフェデラーのスライス嫌いだったっけ?

 

フェデラーも明らかにジョコビッチのバックをスライスで狙うようになる。

 

2-1の場面でフェデラーブレークポイントを握るも逃す。

 

2-2の場面、0-30になるも、王者サーブを決めて、さらに攻めのフォアを炸裂させてキープ

 

スコアは競っているが、フェデラーが全ての展開を支配している。

 

ネットプレーも積極的

 

かといってフェデラーに焦る様子は見られず、非常に落ち着いて見える。

 

悪くなりそうな雰囲気の時は全て王者サーブで凌ぐ。

 

5-5の場面、チャンスボールに不必要なドロップを打つ。

少しナーバスか。

 

しかしキープを続け、タイブレへ突入する。

体制ぐちゃぐちゃのくせになんでなんだかんだ返せるねん

そして、フェデラーが痛恨のミス

でも攻めてるからオッケー

 

フェデラーの決めの球に逆を突かれフラフラになりながらもラインギリギリのところに落として返すのをやめて欲しい笑

 

それでフェデラーにプレッシャーがかかってミスが増えてしまう。

 

なんだかんだでタイブレークを逃し、セットを落とす。

土壇場の集中力、ポジティブでいられるかどうか、そこのあたりに差があるように思える。

 

 

〔第2セット〕 6-1

 

いきブレからスタート。

ジョコビッチが今の逆疲れたくらいでコケる?というような謎の転倒で人間アピール。

 

ジョコビッチが終始冴えず(グランドスラム2回戦くらいの出来)、あっさりとフェデラーがセット獲得。

 

ここまで、セットは1-1ながら、試合を支配しているのは完全にフェデラー

 

 

 

〔第3セット〕 6-7(4-7)

 

キープ合戦が続くが、内容には大きな差がある。

 

フェデラーの方がすこぶる良い。

 

ジョコビッチ、サーブを打つときに上体が崩れていて、そりゃ入らんわなという感じ。

2017全豪のチョンヒョン戦を思い出す。

 

フェデラーのファーストがキレッキレ。

というか、サーブがなければ落としていたかも。

 

 

今までの感じ、第3セットの両者の出来としては、

フェデラー8割

ジョコビッチ7割といったところ。

 

ジョコビッチがセット終盤にかけて徐々に上げてくる

ジョコビッチの調子が8割に並んでタイブレークへ突入。

 

正直、調子の度合いが同じなら、プレースタイル的にフェデラーが少し分が悪い。

 

フェデラーは常に攻めてリスクをとるテニスだから。

対してジョコビッチは、粘って粘って相手にリスクを取らせるテニスだから。

 

力量が同じ者同士が戦うと、シコラーが勝つようになっている。

 

 

タイブレでジョコビッチの鉄壁が戻ってくる。

 

フェデラーの果敢な揺さぶりを、ひたすら返しているだけでフェデラーが根負けミスをしてポイントが入る。

 

 

世界一強いシコラーのジョコビッチ、まさに精密機械。

 

 

フェデラーは自分の分が悪くなったとき、チキりすぎ。

 

 

ジョコビッチはただつなぐということができるけど、フェデラーにはそれがない。

 

つなぐプレーはチキっていてもある程度のクオリティでできるが、攻めはチキっていては出来ない。

 

プレースタイルで分が悪い。

リザードンカメックスみたいな関係か。

そこまでじゃないか笑

 

 

 

というわけで、タイブレでフェデラーがチキって若干ではあるが配球の精度が落ちる。

 

big4以外なら通用するだろうフェデチキプレーでも、big4相手なら簡単に付け込まれるであろう綻びが画面からでも見て取れる。

 

 

第1セットと同じように、土壇場正念場でのメンタルに差がありすぎて、セットを落とす。

 

 

「次のセットで多分フェデラー負けるな」

私ラムはここでほぼ確信する。

 

 

 

〔第4セット〕 6-4

 

ボレーを駆使してなんとか耐える。

 

ジョコビッチストロークレベルがどんどん上がってくる。

 

完全にジョコビッチの流れだったはずなのに、急にジョコのダブルフォルトから流れが変わり、フェデラーブレイク。

 

一転して、どんどんジョコビッチのイージーミスが増えていく。

第2セットのグランドスラム2回戦レベルのジョコに逆戻り。

 

 

しかし肝心なところでフェデラーもチキり出してミス。

今試合初ブレークされる。

 

状況はさらに一転。

フェデラー落ちてジョコビッチ復活。

 

 

しかし、2ブレークしている差を生かし、落ち着いてサービスゲームをキープしてセット獲得。

 

勝負の行方ははファイナルセットへ。

 

 

当方全く展開を読めず予想も外れすぎて困惑。。。

 

 

 

 

〔ファイナルセット〕 12-13(3-7)

 

フェデラーのバックがう◯こになる。

 

バックストレートがとにかく入らない。

 

思わず「両手にしろよ」と言いたくなる

 

 2-2の場面でチャンスがあったがブレイクできず、次のゲームで逆にブレークされる。

 

チャンスの一球で攻めてことごとくアウト。

焦りすぎ。

 

しかし、ジョコビッチも焦っている。

らしくないダブルフォルトやイージーミスが出てきている。

甘くなった球も多い。

 

それをフェデラーが落ちついていつも通り決められれば、、、

 

ブレークポイントを掴むも単純チキりで振り切れずアウト

なんじゃそりゃ。

しかし、それだけ気持ちが入っていると思えば、何も言えない。

フェデラーだって人間。

 

 

以前のブログでも書いたが、フェデラーナダルジョコビッチと試合する時は、錦織がbig3と試合するときと同じようなメンタルになっている気がする。

 

 

ところで、

試合を通してフェデラーが全く吠えない。

何故なのか。

 

フェデラーがチキってジョコビッチもチキって、2−4で迎えたゲームは異様な雰囲気に。

 

ジョコビッチのアウトでフェデラーがついにブレーク成功。

 

ロジャーコールが本格的に起こる。

 

フェデラー、ドロップを多用しだす。

それは危険だからやめてほしい。

甘いし。

おそらく、ドロップを打っているのではなく、精神的に余裕がなくなって打たされている。

それだけジョコビッチから隙を見つけられないのだろう。

 

フェデラーチャンスがあるも、うまく活かせず。

職人のようなドロップを要所で魅せるも、ストロークでミスして4-5

 

ファーストの調子が悪いフェデラー

ずっとちょっとアウトばかり。

 

そして、負ける時の兆候である、『前に出てボレーミス』が出てくる

ずっとチキり続けている。

自分のストロークにあまり自信を持てていなさそう。

特にバックはなぜジョコビッチに通用しているのか不思議なレベル。

 

7-7

ジョコビッチの精度が落ちたタイミングを見計らって、フェデラーがブレークに成功。

 

攻めのフェデラー降臨。

ジョコビッチは未だ復活せず。

 

2本のチャンピオンシップポイントがあったのにも関わらず、単純なミスと攻め急いだボレー特攻で自滅。

 

でもとんでもないパッシングを普通に決めてきたジョコビッチも凄まじい。

結局ブレークされる。

 

まじで見てられない。

 

ジョコビッチ復活。

プレーの質が上がる。

フェデラーは心折れたかもしれない。

 

「これで負けてもさすがに言い訳出来んよフェデラー

 

こんな状態でもフェデラーの表情が変わらないのはさすがとしか言いようがない。

 

自分ならブルブル震えてる。

実際、テレビの前でも手足が冷たい。

 

なんで、まるでチャンピオンシップポイントなんて握ってなかったかのような涼しい顔ができるんや。

 

 

8-9

 

再びジョコビッチが崩れ出す

と思うきや急に立て直してあっさりキープ

 

9-10

フェデラー頼みのサーブでキープ

 

視聴者殺しの時間帯。

いやもっと前からだったけど。

 

 

フェデラーサービスゲームは、やってるプレーが紙一重すぎて見てられない。

これだから感覚派テニスプレイヤーは困る。

憧れているけども。

 

 

 

お互いキープを続け、12-12で、今大会から初搭載された、ファイナルセットタイブレークへ。

 

フェデラー攻め急いでミスが重なり1-4に。

攻め急ぐな攻め急ぐな。

でも気持ちはわかる。

 

美しいドロップでジョコビッチ転倒。

 

スロー映像を見るとコケたままドロップを確認して、入ったのを見て倒れた状態でうつむいていた。

さすがにかわいそう。

 

でもあなたがこけた時に勝つのを知っている。

 

 

フェデラーを油断させるつもりか。

 

 

結局、フェデラーの宇宙開発フォアでアホみたいにアウトして試合終了。

 

 

優勝したのはジョコビッチ

 

フェデラーは涼しい顔していた。

悔しいはずだけど。

 

 

 

 

 

 

 

以上が、試合の流れでした。

 

まさに手に汗握る死闘ではありましたが、どれだけ良い試合をしたとしても、勝たなければ意味がありません。

 

「勝てなきゃゴミだ」とカイジ利根川というキャラクターも申しております。

 

 

今回、正直なところ、フェデラーには失望しました。

 

ボコボコにやられた方がいっそ良かった。

 

マッチを2本も握っていたくせに何してたの。

 

歳をとって一番衰えたのは精神面なのではないでしょうか。

 

途中でも触れましたが、「カモン」と吠える声もなかったです。

おそらく一回もなかったのではないでしょうか。

 

 

2017年全豪決勝のエネルギーはどこに行ってしまったのでしょうか。

 

覇気のなさが気になります。

 

 

引退の日が近いのでしょうか。

 

 

 

ともかく、フェデラー、お疲れ様です。

 

今回の負けが、これからの原動力になって、より一層の活躍に繋がりますように。

 

 

そして、朝3時過ぎまで試合を観た方、お疲れ様でした。

月曜が祝日で本当にラッキーでしたね。

私も含めて。

 

 

 

最後にこのブログをここまで読んでくださったあなた。

 

 

長々と書いた文を根気よく読んでくださり、誠にありがとうございました。

 

 

 

もう朝の4時だ。

頭も回らなくなってきた。

ひとまず私も眠るとします。

 

 

また次回のブログでお会いしましょう。

それでは。

 

 


Roger Federer vs Novak Djokovic - best points at Wimbledon

 

 

 

fin.