フェデラー研究所

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【マイアミオープン2019】フェデラー怒りのベーグルで準決勝へ 「これはウィンブルドンの恨みダァ〜!」 vsアンダーソン 6-0,6-4

 

みなさんどうもこんにちは、テニス大好き、【ラム】です。

 

 

 

今回は、マイアミオープン準々決勝、フェデラー対アンダーソン戦についてお伝えしていきたいと思います。

 

 

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本日は、イズナー対フェデラーロートル決勝が行われますね、またまた更新が遅れてしまい、申し訳ありません🙇‍♂️汗

 

 

 

最近、当ブログの閲覧数が増えていて、とても嬉しく思います。

 

 

 

たくさんの方に目にして頂けるというのは、大変な喜びで、ブログを更新するモチベーションにもなりますし、クオリティーをもっと上げていこうという強い動機にもなるので、本当にありがたいです。

 

 

 

今後とも、読んでくださる方の為になるようなテニス記事を書いていけるように邁進してまいります!!

 

 

 

 

 

さて、試合結果ですが、6-0,6-4フェデラーの余裕の勝ち上がりとなりました。

 

 

 

 

フェデラーは昨年のウィンブルドンでアンダーソンに対してマッチポイントを握ったところから、まさかの大大大逆転負けを喫しています。

 

 

 

あの展開はいかなる占い師の方でも予想できなかったことでしょう。

 

 

 

 

あの試合を見た時の驚きと悲しみ、焦燥感、虚無感は今も覚えています。

 

 

 

 

あんな負け方をするくらいなら、初めからストレートで負けてくれた方が良かった。

 

それはそれで嫌なんですけどね笑

 

 

 

 

 

それを踏まえた今回の試合。

 

 

 

フェデラーは今や誰よりもおじさんで、対戦相手は子供でもおかしくないような選手が増えてきましたが、そんな中で誰よりも負けず嫌いでもあります。

 

 

 

トッププロなんてどんなスポーツでも負けず嫌いでないとその地位まで上がれないのでしょうが、特に、big4の負けず嫌いは他の追随を許さぬ熱量があります。

 

 

 

 

 

ウィンブルドンでうっかりフェデラーを破ってしまったベーグルディッヒさんがフェデラーブラックリストに追加されて、それ以降ずっとマークされていたりするのは、テニス通の間では有名な話ですね笑

 

 

 

 

そんな負けず嫌いなアラフォーおじさんは、一度負けた相手を許しません。

 

 

 

全豪オープンでおじさんを破ったチチパス君なんかもこの絶対許さないリストに記載されてしまった結果、そのすぐ後のドバイ大会の決勝では妥協なく倒されました。

 

rimfederer.hatenablog.com

 

 

 

その、いわばおじさんの『復讐劇、仇討ち』が今回も無事完了したわけです笑

 

 

これはファンからすればたまらぬ勝利です。

至福の時だという方もいらっしゃるかと思います。

 

 

 

 

しかも、今回はただ勝利しただけではありません。

 

 

なんとベーグルを焼いてしまった(6-0でセットを取ること)のです。

 

 

トッププロ間の実力差は針の先ほどの小さな小さな差です。

 

 

100位以上の選手はみなテクニック的にはできることに差が無いなんて言われていたりもします。

(ちなみにメンタル面には大きな差があります)

 

 

つまり、できるパフォーマンスレベルの差はほとんどないに等しい。

 

 

だから、圧倒的実力差があるときにしかなり得ない6-0なんてスコアは滅多にトッププロ間、特にマスターズの準々決勝レベルに上がってくる選手同士では起こらないことなのです。

 

 

しかし、フェデラーはそれを成してしまいました。

 

 

それも昨年のウィンブルドンファイナリスト、アンダーソンを相手に。

 

 

 

これは相当素晴らしいことです。

フェデラーの執念深さが伺えます。

 

 

 

と、言いたいところなのですが笑、

 

 

 

 

これだけベーグルの価値を煽っておいて言うのも憚られますが、今回はフェデラーの圧倒的強さが光ったというわけではなく、単純なアンダーソンの調子の悪さ?準備不足?のようでした。

 

 

 

 

 

アンダーソンはイージーミスが多すぎて、なんだかまるでネットに球を引っ掛けるために作られた機械のようになっていました。

 

 

 

 

確かにおじさんの調子が良かったのも勝因には含まれます。

 

 

 

 

どこが良かったのかというと、基本的なことですが、打点がしっかりと身体の前で捉えられていた。

 

 

サーブも威力が出ていました。

 

 

ピンチをしのぐために空高くあげるロブが深くて精度も良かったです。(大概の選手の打つ凌ぎのロブは結局うまく上がらずに直接スマッシュされて終わってしまうのだが、本試合のおじさんのロブはあまりに深い為、しっかりと後ろまで下がって一度バウンドさせなければ返せない為、時間ができておじさんの反撃の可能性が生まれ、また、アンダーソンにプレッシャーを与えることができていた)

 

 

 

 

 

しかしそれに対して下村さんは安直なミスがあまりに多すぎた。

 

 

 

これが最大の差でしたね。

 

 

 

 

天下のフェデラー相手にこの内容ではまあこのスコアは当然かなと言うのが私の見た上での正直な感想です。

 

 

 

したがって、第1セットのベーグルにそれ程おじさんの執念は関係なかったということが言えます。

 

 

 

 

第2セットは、アンダーソンが少し盛り返し、おじさんのクオリティーが低下したために競ったという感じでしたね。

 

 

 

 

しかし、ここでまた勝利を逃してフルセットにもつれ込んでいると、アンダーソンが完全に調子を取り戻して、ウィンブルドンの二の舞になりかねませんでしたので、そうはさせずにしっかりと終わらせたのは、フェデラーの執念によるところ、ということが言えるのかもしれません。

 

 

 

 

 

以上で準々決勝の振り返りを終わりたいと思います。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 


Roger Federer vs Kevin Anderson Highlights HD | QuarterFinals Miami Open 2019

 

 

fin.