【ドバイテニス選手権2019】フェデラーが若手の新鋭の台頭を阻む! 準決勝 vsコリッチ 6-2,6-2
みなさんどうもこんにちは、テニス大好き、【ラム】です。
今回は、3月2日に行われたドバイテニス選手権の準決勝、フェデラーvsコリッチの試合模様について振り返っていきます。
直近の両者の対戦では、コリッチが2連勝を収めており、しかもそのうちの一勝にはフェデラーの庭である芝大会の決勝戦でも戦いも含まれています。
つまり、まぐれでフェデラーに勝ったのではなく、しっかりとした実力に裏打ちされた勝利というわけです。
正直、フェデラーは、少しコリッチに対して苦手意識があってもおかしくはないとおもいますが、今回はその中でしっかりと勝ち切れたのでホッとしました。
コリッチはとてもパワーのある選手で、ハードヒッターです。
ネクストジェネレーションの中でのデルポトロポジションかなーなんて思います。
最近のフェデラーは、自身のパワーが落ちてきているからか、相手の球威を押し返せず、ハードヒッターに弱いところがあり、直近の2試合でもコリッチのパワーに押し切られていた感がありました。
そんな中で行われた本試合の結果は、意外にも6-2,6-2でフェデラーの圧勝。
正直、もっと競ると思っていたのでかなり意外ではありました。
昨日のフェデラーの試合の記事でも語らせていただきましたが、最近のフェデラーはネクストジェネレーション相手に圧勝を決めるのは難しくなってきている印象が強いです。
なんとか経験の差で〝逃げ切っている〟ところが大きかったので今回は、サクッと圧勝で終わってくれて安心しました。
試合の内容はしかし、フェデラーの技術が上回った、というよりかは、コリッチがミスをしまくったという印象の方が正しいかもしれません。
コリッチの打ち込む球がことごとくアウトになり、フェデラーの調子が特別よかったというわけではありませんでした。
なので、フェデラーの実力で勝ったかどうかは正直な所分かりません。
フェデラーの大ファンの私としては、フェデラーの肩を持って、フェデラーの実力勝ちと言いたいのは山々なのですが、公平に見てこそのフェデラー研究所ですのであえての辛口評価です。
次の試合は決勝戦。
フェデラーのツアー優勝100勝がかかっています。
相手はまたしてもネクストジェネレーションの一角のステファノス・チチパス。
こちらも、直近の大舞台、全豪オープンで敗れている相手です。
しかし、全豪オープンでは勝利のチャンスも十分にありましたし、今年の始めに開催されたホップマンカップでの対戦では2回のタイブレークを制しフェデラーが勝っています。
なので、十二分に勝つチャンスはあると思うので、期待して待ちたいと思います!
ネクストジェネレーションの台頭が本当に目立っています。
それを証拠にATP500の舞台ではありますが、フェデラーの3回戦以降、決勝までの相手は全てネクストジェネレーションです。
今後こういったトーナメントが増えていくことになるのでしょう。
皆、歳をとるので当然のことなのではありますが。
依然、年齢の波に逆らい続けるフェデラーが、この荒波の中でどのように残っていくのかを見届けるのが楽しみでなりません。
それでは、決勝戦を楽しみに待ちましょう!
Federer Coric Dubai 2019 Highlights HD
fin.